木の芽生え

病気・症状の玉手箱


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食中毒

食中毒についての思いや雑感


胃は至って丈夫である。
これだけは親に感謝しなければならない。

いわゆる段階の世代だから、幼い頃はなんでも食べた。
何でも食べないと、体が持たないこともあった。
その割に、幼い頃に”食中毒”ということはあまり聞いたことがない。

冷蔵庫などもなく、少しくらいいたんだからといって、捨てようはずもない。
随分、いたんだりしたものも食べているはずだが、みんな体が丈夫だったのだろうか。
近所や回りでも、同様に「食中毒で・・・」なんて、聞いた覚えがない。

食中毒ではないが、小さい頃は回虫のことはよく聞いた。
水道水が普及してきた頃に、蛇口をひねると、
細長い虫が水に交じって出てくる、というイメージを覚えている。
今考えれば、いくら何でもあり得ないことだが。

幼い頃は痩せていたので、きっと自分の腹の中には回虫がいて、
口からはいる栄養分を横取りするので、痩せているのだと思い込んでいた。
その回虫さえいなくなれば、自分もきっと太るんだと。





酢が苦手である。
しかし、シメサバは大好きである。

酢は身体にいいというのを何かで読んで、毎日お猪口で1杯ずつ、家庭用の酢を飲むことに決めた。
お猪口で1杯だから、なんと言うこともないだろう、と思った。
2日しか続かなかった。
いくら食用でも、酢をそのまま飲むのはかなり難しい。


シメサバが大好物なので、良さそうな鯖が見つかると家内に作ってもらう。
酢がイヤだから、極力少なくしてもらう。
それがいけなかった。

シメサバにあたったのである。
いわゆる食中毒である。
夜食べたのだが、夜中からどうにもならない状態になった。

あごの奥がうぐうぐする。
吐きそうになる兆候だ。
微熱がする。
全身にじんましんが出る。
何ともいいようのない、気持ちの悪い気分だ。

いっそのこと、全部吐き出してしまえば、楽になりそうなものだが出ないのである。
どうにもしようがない状態である。
翌日の朝になっても変わらない。
気持ちが悪くて仕方がない。
それどころか、夕方になっても一向に改善しなかった。

夜、トイレに行って、口の中に指を2本つっこんでみた。
うまい具合に、口から戻してくれた。
ようやく、少しずつ治ってきて、翌朝にはほぼ感知した。

話には聞いていたものの、シメサバの怖さを思い知った。


その後、懲りずにシメサバに2回あたった。




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