木の芽生え

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乳ガン

乳ガンについての思いや雑感  岩盤浴発祥の地 玉川温泉を自宅で



乳ガンにかかると、乳房を切り取るものというイメージがあります。
わたしが、初めて乳ガンを知ったのは、勤務先の社長からであった。
社長の夫は、高校の教員をやっていたので、会社を経営することはできない。
実際の業務は夫の方がやっていたのだが、便宜的に、
妻を社長にしていたのだ。

もう、二十数年になるだろうか。
乳ガンで、左の乳房を切除しなければならないという。
身近に乳ガンの患者が出たと聞いて、真っ先に頭を過ぎったのは、
女性が乳房を切除とするというのは、どんな気持ちなんだろうかということであった。

もちろん、乳ガンになれば、乳房を切り取らなければならない、ということは知識があった。
でも、実際にこうして、身近な人間がその立場に立たされていることで、
あらためて考えさせられたのである。

病院のお見舞いも、行きづらいものだった。
第一、乳ガンの女性に向かって慰める言葉も見つからない。
乳ガンに触れなければ、かえって不自然だ。

結局、乳房を切除して二十数年が経った。
乳ガンの症状が、どれくらいのものであったかは覚えていない。
それでも、その後再発するということもなく、元気に過ごされている。

最近になって、テレビで知ったのだが、乳ガンにかかっても、
乳房を切除しないで済むような手術の方法が開発されたようである。
乳ガンは、日本の女性にはかなりの高率で発症するようであるので、
新しい手術が、一刻も早く普及することを願うばかりである。




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