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高血圧

高血圧についての思いや雑感



わたしは、今現在、特に高血圧ということはない。
しかし、血圧は何か要因があるとすぐ変化するといわれているので、
おちおち安心もしていられない。

「ホーム・メディカ家庭医学大事典」(小学館)によれば、加齢によって高血圧になる人が増えるらしい。
日本人の、五十才代では、男性で26.1%、女性では、22.3%が高血圧なのだそうである。
日本人の、約四分の一が高血圧という計算になる。
考えてみれば、これは恐ろしい数字ではなかろうか。

年老いたお袋の定期検査で二週間に一回病院に出かける。
ロビーに血圧計が備えなれている。
行くたびに計るようにしているが、最近、どうも高血圧気味なのが気にかかる。
この高血圧気味は、やはり、加齢による変化なのだろうか。





会社に、高血圧にかかって医者から薬をもらっている同僚がいる。
白い錠剤を一日に1個ずつ、毎日飲まなければいけないらしい。
それを飲まないとどうなるか。
たちまち、頭痛がして、頭がもうろうとして来るという。
聞けば、高血圧の薬は一生飲み続けなければいけないのだそうである。

高血圧は、それが元で様々な病気を引き起こす怖い症状である。
考えてみれば、人間の体中を巡る血液が異常な状態になるのである。
高血圧は、多くの人が陥るので当たり前のように受け止めがちだが、
我々は、もっともっと高血圧に警戒感を持つ必要があるのではなかろうか。


話は変わるが、わたしの父親は脳血栓で倒れたことがある。
さいわい、発見が早かったせいもあって、点滴の薬で詰まった箇所は、数日で血が通った。
その後、血の流れがよくなる薬を飲み続けていた。

するとどうだろう、禿げていた父親の頭に変化が現れた。
気の生え際に、産毛が見えるようになり、白髪も明らかに黒っぽくなってきた。
血液の流れがよくなるということは、毛細血管の隅々まで血液が行き渡ることに違いない。

高血圧の薬も、同様の効果があるのではないだろうか。
先ほどの高血圧の同僚は、残念ながらすばらしい髪の毛をしているので、確認することはできない。

いずれにしろ、父親の頭の様子を見ながら、すでに薄くなりかけてきたわたしは、
何とかあの薬が手に入らないものか、真剣に考えた時期があった。




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