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健忘症

健忘症についての思いや雑感



健忘症と聞くと、ウン自分もあるあるとうなずかれる方も多いと思います。
それどころか、健忘症なら他の人には負けないと自慢する人もいるかもしれません。
よく物忘れをする人を、健忘症にかかった、といいます。
ところが、「ホーム・メディカ家庭医学大事典」(小学館)などの健康本によると、
この意味の健忘症というのは病気ではなく、不注意や記憶力の低下によっておこる自然現象なのだという。
ぴしゃりと、健忘症は”病気”から閉め出されてしまいました。

医学でいう健忘症とは、どこかに病的な原因があって、過去のことを思い出せないものをいうのだそうです。
このページの健忘症は、”病気”ではない健忘症についての話です。

もう何年も以前から、言葉や数字や名前・固有名詞などが簡単に出てこない。
ああ、とうとう自分も健忘症が始まったかと思っていた。

人物であったら、名前が出てこないのに、顔ははっきり思い浮かんでいるのである。
人と話をしているときは、イヤになるくらいである。
健忘症で、話がスムーズにつながらない。
想い出せないと、今度はそれが気にかかって仕方がなくなる。

わたしは、若い頃から記憶力にはあまり自信がなかった。
大学生の時に、記憶力の本を買った。
今でも、新聞で記憶力の講座を宣伝している先生が書いた本である。
やり方は別にむずかしいものではなく、しばらく一所懸命やった。

ところがある程度やった段階で、現実問題に応用する方法がどうもうまくいかない。
頓挫してしまった。
その後、他の著者の本を覗いたりしてみたが、似たようなやり方であった。
あのとき、もっとしっかりやっておけばよかったと思う。





そこで考えたのが、覚えておくことができないなら、
どこで何を調べたら、それがわかるようにしておくということである。
つまり、すぐ調べられるようにしておくということである。

だから、会社でも家でも紙袋を用意して上に項目を書いておく。
他の会社やD.Mで送られてきたA4の大きさの袋をとっておく。
折り返しの部分に項目を書いておくのである。
それを立てて関連の書類や切り抜きを入れておけば、簡単に捜し物がわかる。

そんなようなことを重ねてきたために、ますます健忘症が進んだとはいえないのか。
はなから、覚えておこうという意識が希薄だった。
調べればわかるんだから、それでいいんではないか、では安易にすぎたか。


ところで、あなたは健忘症という漢字を書けますか。
健忘症さえ書けない人は、立派な健忘症です。




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