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加齢黄斑変性症

加齢黄斑変性症についての思いや雑感



加齢黄斑変性症とは、網膜上にある「黄斑」の機能が衰えて、
視力低下などを起こす病気である。
加齢黄斑変性症になると、ものの中心部が欠けたり、ゆがんで見えたりする。


左目が網膜裂孔になってから3年ほど経って、今度は右目がおかしくなった。
右目の右側半分くらいがどうも見えにくいのだ。
また網膜裂孔になったか、とおそるおそる前と同じ済生会に行った。

検査の結果は、「何ともありません」だった。
その後様子を見るが、どうもおかしい。
改善する兆しは全くないし、相変わらず見えにくいままなのだ。

今度は、大学病院に行ってみた。
えらく長い時間待たされた。
診察を受けて、レントゲン写真を撮った。
それからまた待たされて、若いインターンかと思われるような先生に呼ばれた。





レントゲン写真を見ながら、説明が始まった。
「加齢黄斑変性症です」
「加齢?黄斑変性症?何ですか、それ?」
年齢が進むとかかるのだそうである。
眼球の硝子体の中がもやもやと濁っていた。
これが正体だったのだ。

「それで、加齢黄斑変性症ってどんな治療をするのですか」
「どうしようもありません」
ガ〜ン!

左目に続いて、今度は右目まで見えにくくなるとは!
しかも、手の打ちようがないとは!

追い打ちをかけるように、若い医師が言った。
「インターネットを見ると、加齢黄斑変性症についていろいろ出ていますが、あまり気にされないでください」
不安に思って聞くと、加齢黄斑変性症がどんどん進行していずれは失明することが多い、
と説明してあるホームページがあるのだという。
西洋人と違い、日本人の加齢黄斑変性症は必ずしもそうだとは言い切れないから、
あまり深刻に考えないようにという。

そんなことをいったって、大いに不安になる一方だ。

あれから3年経って、加齢黄斑変性症の右目は見えにくさが一層増してしまった。
最初の頃は、目をぱちくりさせて硬くつぶり、パッと見開くと、瞬間的に鮮明な見え方をすることがあった。
だが、今はそんなことも叶わない。


最近の新聞健康欄に、診てもらった大学での加齢黄斑変性症の治療についての記事が載った。
1年前から大学病院で、加齢黄斑変性症にレーザーを当てて
治療をする方法が取り入れられ、心身にも軽い負担で改善がはかられるという。

医学よ、もっともっと速い速度で進歩してくれ!
それにしても、いくら年をとってきたとはいえ、網膜裂孔だの加齢黄斑変性症だのと、
目に致命傷となるような症状に襲われようとは夢にも思わなかった。




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