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白内障についての思いや雑感![]() 母親が80才の頃、白内障の手術をした。 白内障は、水晶体が白く濁ってくる病気で、 一度濁った水晶体が元に戻ることはできないという。 白内障は、先天性の白内障や目の病気が原因で起こる白内障などもあるが、 なんといっても老人性の白内障が圧倒的に多いようだ。 高齢化が進むこれからの時代は、オール白内障ということもあながちあり得ない話ではないようだ。 決して大げさではなく、白内障とはそういうものだということである。 母親を連れていった眼科医は、白内障の手術がうまいという評判で、 控え室は白内障の手術を控えたお年寄りで大賑わいだった。 白内障は、人工のレンズを入れる。 白内障の手術は簡単?だという。 その眼科医では、希望者には、手術の様子を家族用控え室のテレビで放映してくれる。 手術の腕に自信がなければできないことである。 それとも、さほど白内障は難しい手術ではないということか。 興味津々で手術のテレビに見入った。 手術は、流れるようにスムーズに進んでいく。 20〜30分もかかったであろうか。 あっという間であった。 母親は手術をすれば、くっきりと見えて晴れ晴れとするに違いない、と思っていた。 入院は1日である。 退院してから、すっきりしたかと聞いてみた。 ところが、冴えない返事であった。 なれないうちは、異物感があるのは当然である。 でも、突っ張るようで目が乾くようだという。 もらってきた目薬を、しょっちゅう差している。 それは、10年以上経った今でも変わらない。 体の一部に人工のレンズを入れたのである。 乾くのは当然なのかもしれない。 見え方は、手術前に比べてずっとよくなったといっている。 それで充分なのかもしれない。 |
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